10月 22, 2014
整形外科の仕事内容

整形外科で診療出来る病状は、骨折や捻挫、打撲などの外傷や肘、膝の関節の疾患、脊髄、脊椎の疾患、椎間板ヘルニアや骨粗しょう
症などの症状です。これらの疾患を完治、改善出来るようにします。また、それらの疾患によって失われた運動機能を回復することも目的の一つとしてあります。整形外科は基本的に運動をしている人がよく利用するイメージもありますが、骨が弱くなっている高齢者、特に女性が多いのと、骨折や打撲などは誰にでも起こりうる事態なので乳幼児なども利用します。ですので、利用者層はとても幅広くなります。

外科なのでメスを利用して手術なども行いますが、基本的にはギブスで固定したり電気や温水などを使い外傷を治していくことのほうが多いでしょう。総合病院などではやはり手術も行われます。そして前述したとおり外傷が治ってから機能を回復させることにも焦点を合せなくてはならないので、治療だけでなくリハビリのことについても知識がゼロではいけません。整形外科での看護師の仕事は、様々な治療法があるのでそれを把握すること、レントゲンや採血など基本的な医療技術をスムーズにすること、ギブスの交換などがあげられます。また、身体的に不自由がある患者やリハビリをする患者の精神的ケアも仕事の内に入ります。怪我人を相手にするので病人とはまた違う対応になるのも、整形外科での仕事の特徴かもしれません。また、手術を行うことになれば術後のケアも看護師が担当することになります。
整形外科の中には、スポーツ外傷に特化したスポーツ科というものがあります。スポーツと医学が密に関わった仕事なので、スポーツが好きで整形外科の専門性を高めたいという看護師にぴったりではないでしょうか。スポーツ科の看護師の求人もたまに見かけます。スポーツ医療を学びたいのであれば、スポーツが盛んな都市に足を運んで、自分に合った求人を探すといいでしょう。特に静岡県はスポーツ医学に力を入れているエリアなので、一度視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

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